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入れ歯と上手に付き合うためのポイント

入れ歯と快適に付き合うために:初めての方・作り直した方へ

新しく入れ歯を作ったばかりの頃は、思うように食事ができなかったり、話している最中に外れそうになったり、大きく感じて違和感があるなど、さまざまなお悩みが出てくることがあります。これは、多くの方が経験する「慣れるまでのプロセス」の一部です。

入れ歯をつくることは、オーダーメイドのスーツを仕立てるようなもの。お一人おひとり異なる顎の骨や歯ぐき、かみ合わせなどの状態を丁寧に再現し、調整を重ねて初めて、本当にその方に合った入れ歯になります。

入れ歯が完成した後も、食べたいものを快適に食べたり、日常生活で違和感なく過ごしたりするためには、定期的な調整が欠かせません。実際に長く使われている方は、ご自分の入れ歯をとても大切に扱っています。

ここでは、入れ歯と快適に付き合っていくための大切なポイントをご紹介します。

 

入れ歯をしっかり掃除する

入れ歯をしていると入れ歯の裏側留め金の周りに汚れが溜まります。入れ歯には目に見えない小さな穴がたくさん空いているので入れ歯の掃除を怠っていると、その穴の中で菌が増殖して非常に不潔になってしまいます。

毎食後には専用の入れ歯ブラシで優しく磨きましょう。
週に数回は入れ歯洗浄剤を使って除菌するのもおすすめです。

 

お口の中も清潔に保つ

部分入れ歯や、歯の根を残した状態で入れ歯を使用している方は、残っている歯の周囲に汚れがたまりやすく、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。

入れ歯は取り外して、毎食後に丁寧に歯みがきを行いましょう。磨きにくい箇所には、歯科医院でおすすめの歯ブラシや補助用具を相談するのも良い方法です。

 

外す時間も大事

入れ歯をつけっぱなしにすると、歯ぐきが圧迫されて炎症や痛みの原因になります。
1日のうちで、入れ歯を外してお口を休ませる時間を必ず確保してください。

寝るときに外すかどうかは、お口の状態によって異なりますので、歯科医院で相談してみましょう。

 

定期的に歯医者さんで診てもらいましょう

永く使えている入れ歯ほど、長期間の使用によって人工歯のすり減りや留め金が緩んだりしています。定期的に歯医者さんで診てもらって細かな微調整を受けるようにしましょう。

まとめ

入れ歯との付き合いは「作って終わり」ではありません。
正しいケアと定期的なメンテナンスを続けることで、快適で安心な生活を送ることができます。入れ歯に関して困ったことや気になる点があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

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