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院長ブログ
歯ぎしり・食いしばりの習慣を治しましょう
歯ぎしりや食いしばりは決して珍しいものではありません。誰もがしているクセと考えてもいいでしょう。けれども歯ぎしり食いしばりの頻度がひどくなると色々な問題を起こします。
今回は、歯ぎしり・食いしばりについてのお話です。以前に書いた記事も合わせて読んで見てください。
歯ぎしりや食いしばりはいつしているのか?
歯ぎしりや食いしばりと聞くと寝ている時にだけ行っているものと思っていませんか?実は歯ぎしり・食いしばりは「ストレス回避行動の一つ」と考えられていて、仕事や勉強中、考え事をしている時などに軽い力でも行っている事がみまれます。
歯ぎしりや食いしばりをしている間は、歯だけでなく顎や顔面の周りの筋肉も緊張しています。頻繁に歯ぎしり・食いしばりをしていると、歯や周りの組織に問題を起こしてしまいます。
歯ぎしり・食いしばりが起こす身体への影響
歯ぎしりや食いしばりによって歯の磨耗や破損だけでなく、知覚過敏や歯周病の進行を早めたり、顎関節や顔面周囲の筋肉などの組織の痛みの原因になります。
歯ぎしり・食いしばりのコントロール
仕事や勉強中など、何かに夢中になっている時、ふと気がつくと噛みいめていることはありませんか?(軽い力でも頻繁に行っていると症状を起こす原因になります)
そんな時は、肩や首から上の力を思い切り抜いて、上下の歯を離して深呼吸してください。歯ぎしり・食いしばりで起きている緊張を解く事ができます。
スマホのリマインダを利用したり、仕事や勉強をするところに付箋などサインになるものを利用して、サインに気づいたら深呼吸するようにしましょう。こういった行動を続けていくと、次第に歯ぎしり・食いしばりの頻度が少なくなっていきます。