メンテナンスの重要性について

歯を失う原因の9割以上が虫歯と歯周病です。虫歯も歯周病も初期症状は無症状であることが多いので、問題を自覚されてから(歯に穴があいた、歯がグラグラしてきた、痛みが我慢できない)からの来院だとかなり進行した状態であることが多く、歯を残すこともむずかしくなります。
歯を失わないためには、定期的なメンテナンスによって予防処置を行って健康な状態を維持し、病気の進行を抑えることが大切なのです。メンテナンスの間隔はその人のリスクや病状によって決まります。メンテナンスが定期的に行われていないと、むし歯や歯周病は再発したり進行したりします。
定期的なメンテナンスを受けている方は、80%以上の子どもがむし歯がない状態で育ち、成人では20年で失った歯の本数が0.5本以下という結果が出ています。
また、永く健康を保つことで生涯にかかる医療費を抑えることもできます。