虫歯と歯周病の予防を考える歯医者、箕面市の歯医者。江口歯科医院

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今日からできるむし歯予防法 ーフッ素洗口法とは

むし歯の予防には歯磨きや甘いものを控えるといった方法があります。特に甘いものを控えるのにはダイエットと同じように中々難しく、減らすことができない方もおられるのではないでしょうか?今回は今日からでも簡単にできるむし歯予防法として、フッ素洗口法について紹介したいと思います。

フッ素って何がいいの?

フッ素は、歯の脱灰を抑え、再石灰化を促進します。また、歯質を強化する作用もあり、むし歯予防には欠かせない成分です。歯医者さんでは、むし歯予防の専門的処置として、フッ素塗布が行われます。家庭ではフッ素配合の歯磨き粉や洗口液(うがい薬)を上手に活用すると、積極的にむし歯予防ができます。

フッ素洗口液の特徴とは?

日本では集団予防として、フッ素洗口を行なっている保育園、幼稚園、小学校もあります。ご家庭で使用する場合は歯医者さんや薬局で購入することができます。

フッ素洗口液の特徴は、
①口に入る1回分のフッ素量は、フッ素洗口剤の方が歯磨き粉より多いこと。
②フッ素洗口剤は、洗口した後の水のすすぎがないので、フッ素がお口の中に残りやすい。
③液体なのでお口の中全体にフッ素が拡がりやすく、粘膜などにフッ素が残りやすい。

などがあげられます。

おやすみ前にフッ素洗口をした場合、ジェルを使った場合より約10倍も翌朝のだ液中のフッ素濃度が高かったというデータもあります。そのため、うむし歯になりやすい方の場合は、ジェルよりもフッ素洗口液を使用することでより効果的なむし歯予防が可能です。

フッ素洗口液の使い方

フッ素洗口液は、使用後に水ですすがないので、普段の歯磨きの後にお使いいただくことでお口にしっかりとフッ素を残すことができます。

基本的には歯磨きの後のブクブクうがいの時に使用します。むし歯の経験の少ない方は1日1回、むし歯の経験が多い方は歯磨きの後、毎回使用されるのが良いでしょう。

特に寝ている時は唾液の量も少なく、細菌が繁殖しやすい(むし歯が進行しやすい)時間帯なので、寝る前にフッ素洗口液を使うことが効果的です。

製品の1回使用量(5〜10ml)をお口に含んで30秒〜1分程度ブクブクうがいをして、フッ素をお口のすみずみまで行き渡らせます。

最近では、薄めないで冷蔵庫保管も必要のないタイプのフッ素洗口液が各メーカーからでているので、洗面所に置いておけるということも習慣づけがしやすいひとつとなっています。

フッ化物洗口の予防効果

報告によれば、むし歯予防の効果は約30~80%です。(就学児の場合)また成人においても歯と歯の間のむし歯や根面のむし歯の予防に効果的です。

就学前からのフッ化物洗口の有効性

フッ化物洗口の予防効果に関する論文分類

予防効果に関する論文を開始年齢によって分類すると、小学校入学後(6歳)の効果は30%前後に対し、就学前4歳児から実施した群では、40~80%と、就学前からの実施で高い予防効果を得ることができます。

フッ化物洗口終了後の予防効果の持続

集団で行われるフッ化物洗口は、中学校卒業で終了します。終了後のむし歯の有病状況を洗口を経験しなかった群と比較すると、20歳では50~58%の予防効果が報告されています。

小学校でフッ素洗口を実施していない場合はお家で行なっても同じような結果が得られると思われます。

使用上の注意

ブクブクうがいがしっかりできるようになる3、4歳ごろからお使いいただけます。詳しくは歯医者さんや薬局・薬店での指導に従ってお使いください。